9月10日 良い実は欺かない

　悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない（ルカ6・43）。祈りや祈りの間に生み出されるものが謙遜であり、神と隣人への愛や苦しみへの愛であり、自分自身は無であるという知識であり、また、そこから自分自身に対する謙虚さが生まれ至高善であられる神を愛する熱烈な願望が生まれるのであれば、そこには欺きはありません。

　　　祈り　　愛するイエスよ、過ちを犯しながらでも、わたしがゆっくりと良い実を育てていると分かるとき、欺かれることを心配することなく、あなたの愛の中で平安な心でいることができますように。