11月9日 罪の意識から離れること
惨めなパウロは現在、惨めさと孤独と嵐の深淵に沈んでいます。ちょうどこの今、死が自分にとってどんなに愛(いと)しいものか、神がご存じです。貧しいこのわたしのために、たくさん祈ってください。修道院や修道会全体が地面に崩れ落ち、無に帰してしまうように思えるのです。そして、わたしに分かることは、こうなったのも偏(ひとえ)にわたし自身の過ちのためだということです。
祈り 主よ、わたしは度々そうなりますが、パウロでさえ時々罪の意識にかられる傾向にあったようです。すべてがうまく行かないように見えても、あなたの憐れみに信頼することを教えてください。わたしの過失は、決してあなたの憐れみより大きいものではないからです。